温泉はアトピーを悪化させる?かゆみが増す原因と対処法を解説

温泉で悪化する人も、問題なく入れる人もいる
アトピーでは皮膚バリア機能が低下しやすく、健康な肌では気にならない刺激でも、かゆみやヒリヒリ感につながることがあります。湯治で症状が軽くなったという報告もありますが、温泉の種類や条件は研究ごとに異なり、すべての温泉で同じとは言えません。
温泉は、皮膚科で行っている通院や保湿ケアの代わりになるものではありません。その日の肌の状態を優先して判断しましょう。「以前は大丈夫だったから」と決めつけず、入る前に毎回肌を確認しましょう。
かゆみが増す主な原因
原因は一つとは限らず、お湯の温度、入浴時間、温泉成分、洗い方が関わります。ガイドラインでは湯温はおおむね38〜40℃が望ましく、42℃以上の熱いお湯は避けることが勧められています。酸性の強い温泉や硫黄泉は、傷や湿疹があるとしみることがありますが、悪化するとは限りません。
- 熱いお湯や長湯による刺激と乾燥
- 泉質や成分、pHによる刺激
- ナイロンタオルや垢すりでのこすりすぎ
- 入浴後に肌をゴシゴシ拭くこと
入浴前後の過ごし方と、悪化したときの対処
入る前に肌の状態を確認し、赤みが強い、掻き傷が多い、ジュクジュクしているときは入浴を控える判断も大切です。入浴中にかゆみやヒリヒリ感が出たら早めに出て、ぬるめのシャワーで流し、押さえるように拭いて、すぐに保湿しましょう。処方薬は自己判断でやめないでください。旅行先でも普段の保湿剤や処方薬を忘れずに持参しておくと安心です。サウナや岩盤浴など強く温まる設備も、慎重に利用しましょう。
赤みや湿疹が急に広がる、膿や黄色いかさぶた、強い痛みや発熱があるときは、早めに医療機関へ相談しましょう。
体全体の状態との関係
旅行の疲れや睡眠不足、環境の変化が重なると、肌の調子が揺らぐと感じる方もいます。入浴の工夫とあわせて、体全体の状態を見直すことが役立つ場合があります。気になる変化があれば、いつ頃からどんな場面で強まるかを書き留めておくと、受診時にも体調管理にも役立ちます。
みらい整体院の整体は、皮膚科の受診に代わるものではありません。受診やスキンケアと並行しながら、睡眠、体の緊張、生活リズムなどを一緒に整理し、体調管理をサポートすることを目指しています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の疾患の診断・治療を目的とするものではありません。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
もっと詳しく知りたい方へ
より詳しい解説は当グループ運営の「アトピー整体」サイト内の記事でご紹介しています。HPA軸や腸内環境、自律神経など体全体の視点から、専門家がわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。
