マッサージで腰痛・肩こり改善しない理由と見分け方

長引く腰痛や肩こりに悩まされ、マッサージを受けてもなかなか改善しないと感じる方は多いのではないでしょうか。実は、マッサージが効かないのには明確な理由が二つあります。
腰痛・肩こりが改善しない二つの理由
マッサージをしても腰痛や肩こりが改善しないケースには、大きく分けて二つの理由が考えられます。一つ目は、痛みの原因が患部だけでなく、身体の他の部分にある場合。二つ目は、施術を行うマッサージ師の技術力に差がある場合です。これらについて、具体的に見ていきましょう。
人間の体はS字カーブを描く構造をしており、一部にかかる負担を他の部位で分散させる仕組みになっています。しかし、腰や肩だけでなく、その負担を受け止めるはずの背中や首なども硬くなっていると、圧力が逃げ場を失い、痛みが改善しにくい状態に陥ることがあります。
腰痛や肩こり、本当の原因は?
腰痛の場合、腰だけをマッサージしても一時的な緩和に過ぎず、根本的な解決にはつながりにくいことがあります。背中や首、さらには骨盤や股関節の硬さが腰の動きを制限し、腰へのストレスを増大させているケースが非常に多く見られます。
同様に、肩こりも肩周りの筋肉だけでなく、首や腰の硬さが原因となっていることがあります。肩と背中は密接に関連しており、背中の硬さは肩こりを引き起こしやすいと言われています。これら全体をチェックし、問題のある箇所へのアプローチを専門家と相談することが大切です。
プロから見た上手なマッサージ師の見極め方
「マッサージが上手な先生は改善を促すことができる」と、長年の経験から断言できます。一般の方でも見分けられるポイントがいくつかありますので、マッサージを受ける際の参考にしてみてください。
まず、上手なマッサージ師は身体全体を使って施術を行います。押したい場所に対して身体全体で圧をかけ、その際に首元が押したい場所の垂直方向(90度)にくる姿勢で止まるのが特徴です。この姿勢であれば、無理なく効果的に圧をかけることができます。
避けるべき「手押し」の施術
逆に、技術が不十分なマッサージ師は、腕や手だけで押す傾向があります。このような「手押し」の施術は、刺激が強すぎて痛みを感じたり、筋肉を硬くしてしまう防御反応を引き起こしたりすることがあります。
筋肉はリラックスした状態で初めてほぐれるものです。硬い手で触れられると、体が「守り」に入り、より一層硬くなってしまうことがあります。結果として、もみ返しや症状の悪化につながる可能性もあるため、施術を受ける際には、マッサージ師の姿勢をよく観察することが推奨されます。
効果的なマッサージの強さとは
マッサージの最適な強さは、受ける人が「イタ気持ちいい」と感じる程度です。強すぎると筋肉の防御反応が働き、かえって硬くなってしまうことがあります。逆に弱すぎると、リラックス効果や筋肉がほぐれる感覚が得られにくいでしょう。
ご自身にとって心地よいと感じる強さで施術を受けられることが、マッサージの効果を高める上で非常に重要です。強さの感じ方は個人差がありますので、遠慮せずに担当のマッサージ師に伝えるようにしましょう。
まとめ
マッサージを受けても腰痛や肩こりが改善しないと感じる方は、今回ご紹介した二つの理由と見極めのポイントをぜひ参考にしてみてください。身体全体のバランスを考慮した施術、そしてご自身に合ったマッサージ師との出会いが、つらい症状の改善へとつながる可能性を高めます。
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